稲荷台自治会の歴史を見ますと、昭和4年に「稲荷台町会」として創立されました。しかし町内には「七丁目町会」もあり、二つの町会の時期もありましたが、昭和14年に両町会がまとまり「板橋七丁目町会」となりました。
戦後は町会解散令により一時解散したこともあったようですが、昭和28年の解散令解除により「板橋七丁目自治会」として、新たに創立されました。
その後、町名地番整理により「板橋七丁目」が「稲荷台」と言う町名に変わり現在に至っています。ちなみに隣の「板橋十丁目」は「本町」となりました。
当自治会は板橋区の東端に位置している関係で十条駅の利用、あるいは十条の商店街で買い物をする人々が多くいました。
また、本町には都電の停留所もありました。昭和41年には都電が廃止され、地下鉄6号線（現都営三田線）の工事が始まりました。
さて、自治会の活動は昔から今日まで、「お年寄りに温かく子供に優しい」をモットーに引き継がれ運営をされています。
これからも役員一同、町の文化や伝統を継承し、環境問題や青少年の健全育成に力を注ぎ、安全、安心な明るい地域社会の構築に邁進し、「絆」の持つ意味、大切さを強く考えていく所存ですので、会員皆様の尚一層のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶とさせて頂きます。